N E W S
| ◎沖村教授 最終講義 涙浮かべ、感謝の言葉 |
![]() |
本学自然科学系先端融合研究環都市安全研究センターの沖村孝教授の最終講義が二月五日、本学百年記念館の六甲ホールで開かれた。学生だけでなく、沖村教授の顔なじみの方々も詰めかけ、約二百人が聴講した。
この時期になると、今年度で退職する教授が次々と最終講義を行う。最終講義は通常の講義とは違い、学生だけでなく、退職する教授の関係者の方々が多く訪れる。そのため都市安全研究センターの沖村教授は、六甲ホールで最終講義を行った。
最初に沖村教授の略歴が紹介された。沖村教授は昭和四十六年から同センターの助手となるなどして、本学に三十七年間、貢献している。
沖村教授は最初、緊張な面持ちで「初めてであり、最後の講義が、今回の最終講義」と話し、今まで進めてきた研究の歴史とその展望を紹介した。
沖村教授の最終講義のテーマは、「斜面防災・減災の過去・現在・未来」。
自然災害の歴史には、戦後から伊勢湾台風の昭和三十五年までを第一次世代、昭和五十五年までを第二世代、阪神大震災が起こる平成七年までの世代を第三世代、そして阪神大震災から現在までが第四世代となっている。
それぞれの歴史にあわせて、沖村教授の研究の歴史と、それぞれの時期の沖村教授自身の研究を紹介していった。
最後に沖村教授は、自然災害に対して、@現象の理解・学術的課題A斜面を長持ちさせるB信頼できる避難体制C備える共生的安全――の四つを提案した。「人命を救うことが私たちの研究の目的。人間自身が持っている力も必要」と訴え、涙ながらに感謝の言葉を残した。
【退職する教授一覧】(2月15日現在で大学ホームページに掲載している教授)
原正 行(経済学研究科)/和田 信二(理学研究科)/丸尾 猛(医学系研究科)/高橋 十郎(医学部保健学科)/西山 馨(医学部保健学科)/沖村 孝(工学研究科)/加藤 滋雄(工学研究科)/高田 至郎(工学研究科)/福住 忠裕(工学研究科)/安田 丑作(工学研究科)/中西 テツ(農学研究科)/眞山 滋志(農学研究科)/脇内 成昭(農学研究科)/石田 紀久(海事科学研究科)/石橋 克彦(自然科学系先端融合研究環都市安全研究センター)
![]()
THE KOBE STUDENT TIMES
神戸大学同好会 神戸学生新聞会の公式ホームページです。